コンテナガレージ

仕事(フリーライター)、日常、小説、その他諸々

11   1053

 野菜は置くか、種はどこ、満席を期に張り紙

 「野菜あります。なきは種。

  所在は各自お答えしかねる 店主」回答は四分の一を応える、役目を国見蘭に負わせた、補てんを考えておこう。時は等量急いて動きはこちらに軍配、エアコンという概念は厨房に立ち汗にまみれる日常に外の気温はこちらが過酷、光を取り去れば、地面を跳ねたあかりは目の痛め、肌はその名も火傷を負う。去年の品を掲げ品質を告げる、不審がる遠巻きは、ことが盛大に人と盛況、果達(はた)して、店主は身の振り返る。

 支払いをお客に課す。募金箱を集金入れに利用、おつりの出ぬよう前後となりと人数とおつりの受け渡し、ここまで、人数を指し不正働く客人はまぎれた常連にはじかれ追い出しを、頼みはせずに窓の外で私らがいつもの通う店をここで食べたいのだ、図らずも自らを前に出した私が周囲に救われる、店主は出窓なかより意見をぶつけ拍手に向替えられた客(ひと)を留めた。来店の際に。

「休むべきはありませんね」あいたた、小川はステンレスの天板を拭い、横顔はしかめた。「筋肉痛に一日を与(あ)げてだったら今日も働いていましょう」歌い上げる。疲労が頂に心身をごまかす、直情に目の前の仕事をこなし終える。余韻、ふんふん鼻歌にtime cardを切る頃は首のもたげ肩より下げるしshoulder bagに背中の隠れた退店、しかし本日は夕刻に店の閉めた。明日のlunchに食材を残し、嘆くお客を数十組作り出す、食べられると思うな、一つ身を張り時間を失い学べたさ、手軽にばかりの世である。

「種について説明を」会計を済ませ帳簿に記した国見は満を持し手がようやく空いた、彼女には説明をせずに張り紙は店主が一人厨房を離れ張りに店を出たのだ。

 段差を一段厨房へ入る。「見当はつくね」缶詰を食材に使い、説明をお客が求めるか、黒板目に入る店先はひざ元に産地と日付を書き張り紙に増す。

「直接手に入れたい、自宅に部屋に常備し安堵に浸る、生産者をお客さん方は訪れるつもりです。無法者、迷惑を覚悟、それどころか常識はとっく取り払われてます」確信を宿す眼差は彼女の経歴が物語る、店主に次ぐ飲食店の実働年数に彼女はチェーン店の店長を担う。二年を二十代前半に館山が年齢を上に次いで国見、小川。 

「けど、土曜日に買い物がたまの休みが食事で半分潰れた、時間が余るとしか」指をさし片づけを閉めた。小川は温いコーヒーをがぶと二口分を一度に流した。「はあー、しかし、っうー、直売所を張り込む気でしょうかね」そこまでして欲しがる食事だろうか、残りを願いスチロール製の上蓋をそっと開る。

「段ボール箱は使い古しだから、迷惑はかからない」お客さんには週末無駄足を踏ませてしまうが、明日の献立、じゃが芋に側枝を集めたブロッコリー、高温結球の小白菜、早生のスイートコーンに山と台車が運ぶ米。

 一歩二歩に言葉。明日は日曜日、リルカさんの出番をいやだ、だって嵐の一幕はdinner前の小腹を満たす、私は一人こなしましたもの、「小川さんの仕事は認めたさ」店主は言う。

「農作物とここへの配送が決まる、あぶれたお客さんが二手時間帯を分けるなら取りこぼさずにだよ」小ぶりの白菜を振る、「好みの一皿をお客さんはむしろ食べられる確証が欲しい、運びならべばもしかすると、お肉ばかり仕入れを減らしても適量を見極める経験を僕はね、」

 それに、店主は付け加える。視線が集まる、「館山さんは婚約者を探さなくてはならない、明日朝までにね」