コンテナガレージ

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小説は大人の読み物です 「addict ヱディクト」 ch 5

 

お題「演奏できる楽器」

お題「コーヒー」

ロープを手繰りデッキより上がる、造作もない、括り付けて結べ日が昇るわ。夜が明けたか。追及の手を、タテカワは執拗に満たせて終わり、納得行くまでは質疑の止まぬ。「部長は窓から入ろうと?」カワニがもっともな質問を口にした。二人に背を向けた引いた顎の、笑み、アイラと刑事に見せたとも言える。企みを巧みに誘導、光るものに魅かれて、身に迫る心理はわずかにすら、彼女は興ずる。
「犯人だから、」けれど刑事に任せて一言僕にだって、相談を、「逃げられた、後悔と気づきを口に、お前が信じるとは自分に訊いてみな」素直、二度首を縦にカワニは発言は勢いにまかせた、稚拙でした。「私は追いますよ、異論はありませんね」刑事が逸れた中心を合わせる、言うが早く、通路を駆け足でスーツが靡いた。部屋はこのままで、一人だれか見張りをつけなくてもよろしいのですかね、彼に続けてタテカワがごろん斧を話し、「そいつを見張ってな」カワニに疑う女性を見張りなさい、彼の役目が決まる。
「受話器の傍ですよ」連絡取れずじまいで命が失われたら、皆さんの一生の傷ですよ。女性を私が隠れた部屋へ、了承を得た隔離である。姿は見えず、ロビーへ降りる階段に着く。階段を挟む先にかつてのレストラン、奥は四層へ降りる出入り口が設けてあるが扉は下層に同じく利用を禁じた。施設は下に集約し、トイレが一棟。隠れる、恐怖のあまり危険の迫るかもしれずその場を一目散離れたく、囲われて個室、鍵のかかり所在が他にあるかのよう、トイレは不適である。確認は、足を張り付けて、私が目的であるときには実に有効なのだ、出入り口は一つに奥の個室を最後に切り返して立ちはだかる。
 操舵室へ上がる。右舷に立ち入り禁止の柵を跨ぎ、宿泊を主催者にどうか頼まれた老舗ホテルを想起させる。船長に航海士、船員が二名。合図を送るも開閉は私が拒んだ、異常の有無をだけ、下層へそれからデッキに降りたか。「探しに行かれたのでは」喫煙所の刑事に並ぶ。煙草を吸われるのですね、食事を摂りますか、私は返して話題はもとへ。
「あなたの到着をここでね」
「マルチツールをお持ちですね」
「指紋が狙いで?」
「女性が物の使い道を知れたか、」
「栓抜きに缶切りを若い人は必要に駆られません、千枚通しも、ですか」
「身軽に荷物は減らす、ガレージや倉庫に手の届くところに置かれる」
「彼女の持ち物ではない、使い方を教わり何者かがそれの持ち主」
「流れされた体かもわかりません」
「あなたに傷を負わせた、自らをこれまでを否定し現在につぶれた、」
「暴れるあの方を足止めする罠であったのかは、結果私が傷を負った隙に途切れた、恐怖が身に襲い掛かるかも、逃げ出した心理です」
「もう一部屋の逃走者は?」アイラは残り時間を数える、聞こえてはいた、応える。
「煙草は私の意志により吸えます、見当をつけた余裕でもありはしない」