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2018-10-26から1日間の記事一覧

鹿追う者は珈琲を見ず 3

解き明かしては身の危険が迫る、彼女は僕に忠告してくれたのかもしれない。 喫茶店内の照明が消えた。美弥都は階段を上る、フットライトが階段の側面に青白く光った。水族館、いつか訪れた夜の水族館と記憶が交じり合う。自室に帰るかと思った美弥都は例の部…