コンテナガレージ

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2019-01-06から1日間の記事一覧

鯨行ケバ水濁ル 梟飛ベバ毛落ツル 4

息せき切った、何年ぶりに切れた息だろう、これが快感に思えるランナーは死と寄り添う機会を望んでいるのだ。 フロントの係員の手を引っ張る、同行を強要する。走りながらエレベーターに乗り込み事情を話し、了承を得る。ときん、鼓動が打つ。 神を信じたの…