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小説は大人の読み物です 「addict ヱディクト」 ch 8

「法律は外ですよ」得意げに告げたカワニが後頭部にちらり白いものが、アイラはいいえ、誤答を正だす。離れてもよろしいの、突っかかるタテカワは現場を取り仕切る役割を放棄にちかく、確証という数字を彼女は欲する、機材は持ち込み音響係りは外部よりに維持費はギターと私が体と声。ドアをロック、見張りはミキサーを前にオオガキに託す、気の付いた女性は通路の椅子へ、隣室に四人を誘う。
「身分を表す提示を刑事さんらは権利を持たずに、管轄は港を構える警察署に渡ります」私はそこの所属です、刑事が言って、だったら入港まで待ちましょうよ、得策です、カワニが同意を顔を合わせる。女性のみが位置を変えて私が足元に靴を脱ぐ手前を、お分かりでしょう、靴ベラが見当たりましたらね、伸びてくの字の両足。首をそらせて苦しくカワニに、「外で起きたことを取り入れては警察は受理に追われるの」
 忙しい。オオガキが男性を脇に、漏らしてはなりませんよ、耳を澄ますサインを背後カワニは送る。「端末を使いたいと、」こちらの方は私ならと、あなたの曲を聴きたいのでしょうで、困惑、二時間前にそれも直だ、浸るは余韻のはず、収録音と異なる箇所のいまであるからか、そうであっても、オオガキは眉をハの字に察するに至らず、と。かっか、笑い。女性が「失礼」もぐ笑いが残り口腔はひしめく、目による皺に上半身の揺れ、見限り正対、節目は時を挟み捉えて弾丸よう瞼の降りる。
「保障は出来かねますよ」小型のアンプは持ち歩きませんし、機材は間に合わせの万全とは決して、インイヤー・モニターでとにかく聞かせてください、むずがゆく禁断症状のそれは発現を思わせる、見合わせた顔と顔。バッテリーの充電設備を取り払い、航行を始めた。反対を押し切ってである、必需品であろうと異世界海上にそれらが必要な時がいくつ何時と、発生は事前にこれまでの世界は頼るまえに成り立つのでは、反論を沈めたアイラであった。胸躍る、歳を重ねても、沸き立つ心は居た。
「むさぼるようでしたね」そのままに曲を男は多経(たべ)た。背筋と傘のなく振り回す手首がなにより。見つかり、隠そうとは、部屋に戻り女性が視られた顔を緩慢に隠して、通路に引き戻された、シャツは伸びて怒りぶつける私であろうか、とっさに謝るカワニに用向きを尋ねた。背後を通りトイレに立つオオガキにドアを前、刑事が付き添う。歓談、音につきあれやこれやと、「オーディに昔凝りましてね、」それで、耳を貸せ、彼が周りを伺い椅子に座る彼女に会釈と「怪しいです」女性を指す。
「症状は開かれた」部長、まったく僕の苦労を台無しに、一瞥とにじり寄り、へたり畳を這う。遅れ底を避けた非接触は靴を伺い、壁と張り付く。報告は受けていた、黙るつもりも指摘や症例をいくつ質問が寄せられた暁に私は告げることを彼ら、事務所の者たちに、反対を大いに押し切り手段を講じ公式の報せと世間に伝えるつもりであった。熱浮(あた)り。短時間は国際線の飛行機内、長く比にならず大型フェリーが太平洋の真中。隔絶と電源のままならぬ環境に狂いが生じた。脳内、信号を伝える速度の早まりによる、加速を鈍らせるウエイトに扱いを受けていた、仮説が先は調べてもらい効果の良くて医薬品へ認可を事務所は進めると、ゆえに態度の高まりカワニにあたる、前代未聞、効用のほどは、ある者にとっては効果が見込めて、注釈を私が顔写真を隠してでも、歌い手の曲が聴けてその製品と見つかれば、喝采大勢が見えた。