コンテナガレージ

仕事(フリーライター)、日常、小説、その他諸々

ch 7

 ありのまま、種田は加えず耳より言葉を述べた。
「ケーブルはオオガキさんがトランクに見つかり調べる機会を他所へそらした」カワニが辿る、瞬きの回数が一場面の数。「照合はいずれ港へは着いてしまいます、ケーブルが取り換えられたとコンテナのどれかに隠されて、オオガキさんは犯人にもしたあげられることもなくですよ、失う意識ときにだって海へ投げて殺せました」
「彼が演じた」澤村がいう。「持ち込む、僕らの荷物に忍ばせた」
「これから関係は明らかに、ですよ」高めカワニは、「刑事さん一人に我々が論議にすらオオガキさんは怪しくて、名簿に書かれた」止まる、私を見やって固く首の回して元へ。唾をのんで浮かべた出来事を慎重にほころびを探す。
 名と人物が合いましょうか、「申告した者を除くすべてが徒党を組む」無きにしも非ずだそれは、澤村は賛を言い新しく一本に火を、放つ刑事は耳に端末を充てる。
「あなたのギターは特注品かと?」
「既製品です」
「一品はあつらえて本数は限られたものか」
「生産数は二百本です」とカワニが代わりに、彼女は通話に戻る。
「あのですね、」カワニが打明けてよいものか、しかし言わずとしては関係者の名が廃ると、「船長は一時姿を消していましたよね」
「自動航行に任せ、船員は二名が操舵室に残る」あれは電話口に出られず用を足しに出たところであった。
「あなたの言い方は、女性のよう船室より姿を消した」
「誤解は解きました」
「アイラさんの演奏にかかわらず操舵室の三人は手が開けて、おかしいじゃありませんか、僕らが疑われて、」
 通話を終えて、「あなたが話してしまいます」種田はためらいを持たずに、「証言の食い違いを離し、解説を訊く」
「口が過ぎたな」
「澤村さんもです」
「名簿に名は記し、」アイラは言う。「アンケート用紙には自らのを、申し出るつもりが、ずるがしこい組みは私らを先に正直に名乗り出て、意思は決まりがっかりさせてはならず、保身も含まれて、相談をせずとも各自が固めた、「噂も過った」
「はい、向かいます」振るえたかと出るや端末をしまい、「晴らしたければ私に続いて、」足早刑事は店外へ、「僕は残りますね」ブラインドに日焼けのあとが心配なアキにカワニはつきそうと、二人の男性は目を合わせて互いは容疑がかかり、腰はすんなりと上がる。
 船内は涼しく風のあたる。
「触っても?」熊田はどうぞとハンカチを差し出す。白色のコンテナは車が見つかる一つ奥、ギターは二本向かい合いスタンドに立つ。およそ航海を耐えしのぐには支えの脆弱にだ、「違う」判別をそれはそうだと若い刑事に、「人をこれは知りません」