コンテナガレージ

仕事(フリーライター)、日常、小説、その他諸々

ch 4 ~小説は大人の読み物です~

「お待たせしました」
「電車の遅れに合わせた」警察官はいつからです、門番をやめたのは、澤村はきいた。O署はライトに照らされ、本日のご案内は終了いたしました、翌日の営業時間が閉じた自動ドアの向こうに見えてもおかしくはだ。先を行く刑事に追いつく。車両が光を播いて駐車場を出るなか、車には乗らないので、「時間を読めませんので」ごもっとも暗がりで傷つき易く疲弊した心は守られたな、澤村は一日と半日の出来事を尋ねた。応えはするさ、疑う僕を彼女は仕留めたくて殺気が立ち込める。
「発現は認められません。関連を疑う事例と思われずに処理、地方紙が一社、全国紙は見向きも、」
「車両、いや荷台を運ぶ海上ルートは運送業界に貸しを作れる」
「船舶はその日に港近くの業者に売り払われました」信号は渡るのね、点滅を前に澤村も鈍った腿に鞭を、衰えは食事がまだであった。街灯の下でよく喋る目である。
 足音を待ち、「リクエストに応じる、レーベルが運営する彼女のページは見開きに全曲を振る舞いました。試聴を許したのです」
「売上げは落ちる」
「二曲続けた試聴は認めず、次曲は半日後にアクセスを許す」「各都道府県は地域を網羅、都市部にネット局を置き、取りこぼしを防ぐ」
「電話にfaxはいまだ現役だからか、歌を流し続けて、僕みたいな軽いおしゃべりは無用だと、アイラさんらしい、お客は思うわけだ」
 コンクリートに覆われ守られた振動の少なく、橋を金網と抜ける吸い込まれたホームへの車両が灯りに辛うじてだ、超重量のトラックが通り足裏が感じ取るのかも。角を曲がる、歩道橋にビルが立ち並び暗く、コンビニが一階を照らすも張り出した庇が上空への明かりを断つ。
 足が止まる、何事か通行人が視線もおかまいなく、「あの人は何者です」
「君の上司だ」
「容と名ばかりの」問い詰められ偽物と白を切り、船上では振りかざした。「部長より手渡され名を姿を語る了承を得た、なにをもって?」
「僕の稼業をご存知ですよね、いついかなる苦難に遭うとも。札を束ねて、命あってのあなたとのデートですよ。しかるべきときに突きつけますさ」
 一度にらまれ、二度目には短く、踵を彼女にのみだ、緩急をつく動作だから当てはまる用語。おいてかないで、反応が返るはずもなし。
「電車には乗らないので?」彼女はターミナル駅を望む電車、バス、タクシーの駅舎、発着場、待機場を角、ビルに入る。海外のこれは駅舎を思わせる、公共交通の窓口があろうとは、手際よく迷いは一片も、開いた受付へ高速バスの切符を手にする。料金は計ったようおつりは一円も領収証が紙が財布に、「動きはしますが、時間を私は有意義に使いたい」
 いつまで、追跡の足は止めざるを得ず、バス乗り場へ彼女を見送る。復旧のめどは立たずか、「アナウンスは流れます?」駅舎はファストフードで彼は尋ねた。