決済サービスで使う決済端末には、どのような違いがあるのでしょうか。違いを比較せずに決済サービスを決めると後悔する可能性がありますよ。
決済サービスを決め兼ねている方のために、主要3社(Square・AirPay・STORES決済)で使用する決済端末の比較を解説します。
記事を一読して決済サービスを決めれば、後悔せずに決済サービスを使い続けられますよ。
※この記事は商品・サービスのPRを含みます。
主要3社Square・AirPay・STORES決済の決済端末比較!
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決済サービスから主要な3社(Square・AirPay・STORES決済)を選んで、使用する決済端末を比較しました。導入してから後悔しないよう、項目別の比較表を参考にして、店舗に合った決済サービスを選びましょう!
サイズの比較
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Square・AirPay・STORES決済で使う決済端末のサイズは、以下のとおりです。
決済サービス | 決済端末 | サイズ | |
Square | Square Reader | 幅66×奥行66×高さ10ミリメートル | |
Square Stand (専用ドッグ) |
幅72×奥行79×高さ42ミリメートル | ||
Square Terminal | 幅86.4×奥行142.2×高さ63.5ミリメートル | ||
AirPay | 幅71x奥行18x高さ103ミリメートル | ||
STORES決済 | 幅71×奥行103×高さ18ミリメートル |
一番小さいのが、Square Readerです。対して、一番大きいサイズがSquareのSquare Terminalとわかるでしょう。
サイズだけで選ぶなら小ぶりなSquare Readerをおすすめします。
重さの比較
Square・AirPay・STORES決済で使う決済端末の重さは、以下のとおりです。
決済サービス | 決済端末 | 重さ |
Square | Square Reader | 56グラム |
Square Stand (専用ドッグ) |
2.24キログラム | |
Square Terminal | 417グラム | |
AirPay | 119グラム | |
STORES決済 | 118グラム |
決済端末の重さを比較すると、STORES決済の端末が一番軽く、SquareのSquare Standが一番重いという結果でした。
AirPayの決済端末は、STORES決済と1グラムしか違わないので、軽さを重視するならAirPay・STORES決済の利用がおすすめといえますね。
レジ周辺のスペースに余裕があり、据え置きで使うなら重いSquare Standの利用もあり!
バッテリー持続時間・充電時間の比較
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Square・AirPay・STORES決済で使う決済端末のバッテリー持続時間は、以下のとおりです。
決済サービス | 決済端末 | バッテリーの持続時間 | 充電時間 |
Square | Square Reader | 1日 | 約2~3時間 |
Square Stand (専用ドッグ) |
iPadのバッテリー量による (電源と非接続の場合) |
iPadによる | |
Square Terminal | 1日 | 一晩が理想 | |
AirPay | 最大7日 (充電後未使用のままで) |
3時間ほど | |
STORES決済 | 1日(100回以上の決済) | 1時間ほど |
決済端末はそれほど電力を使わないので、どの端末でも1日の使用には耐えられるでしょう!
充電時間の比較だけを見れば、STORES決済の端末がおすすめ!1時間ほどで満充電になるので、充電を忘れていても開店前に充電を済ませられるでしょう。
とはいえバッテリー残量が少なくなると、スリープ状態に入ったり電源が落ちたりするので、会計の回数が多い店舗では給電しながらの使用をおすすめします。
決済手段の比較
Square・AirPay・STORES決済で使う決済端末の機能は、以下のとおりです。
決済端末 | クレジットカード | 電子マネー | 二次元コード | |
Square | Square Reader |
対応 (タッチ決済可) |
対応 | 非対応 |
Square Stand (専用ドッグ) |
対応 (タッチ決済可) |
対応 | 非対応 | |
Square Terminal |
対応 (タッチ決済可) |
対応 | 非対応 | |
AirPay |
対応 (タッチ決済可) |
対応 | 対応 | |
STORES決済 | 対応 | 対応 | 対応 |
クレジットカード決済と電子マネー決済なら、どの決済端末でも利用できるね。
二次元コード決済について、Squareのみ未非対応!二次元コード決済を導入するなら、AirPay・STORES決済の選択がおすすめ。
ただし、STORES決済の二次元コード決済はWeChat Payのみ。複数の二次元コード決済を取り入れるなら、AirPayの利用がおすすめといえます。
最近増えているクレジットカードのタッチ決済を導入するなら、Square・AirPay!
SquareではVisa・Mastercard・American Express・JCBに対応しているので、複数のタッチ決済に対応するなら、Squareがベストといえるでしょう。
決済手段の詳細は、以下の記事へ。
通信環境の比較
出典:WiFi(レンガ) - No: 4580623|写真素材なら「写真AC」無料(フリー)ダウンロードOK
Square・AirPay・STORES決済で使う決済端末の通信環境は、以下のとおりです。
決済端末 | 通信環境 | モバイル端末との接続 | |
Square | Square Reader | LTE/4G/Wi-Fiなど | Bluetooth |
Square Stand (専用ドッグ) |
(イーサネットキッチンプリンターをつなぐ場合は、有線接続が必要) |
||
Square Terminal |
有線 |
||
AirPay | LTE/4G/Wi-Fi | Bluetooth | |
STORES決済 | LTE/4G/5G/Wi-Fi | Bluetooth |
通信環境の比較から、Square Terminal以外は必ずしも有線でつなぐ必要がないといえますね(イーサネットキッチンプリンターとつなぐ場合を除く)。
そのため、モバイル端末の通信環境があれば、固定回線のWi-Fiを使わずに済むといえるでしょう!
ただし、MVNOの携帯電話回線や3G・フリーWi-Fiなどでは通信速度が安定しないため、電子マネー決済の会計処理がうまくできない可能性があるので、安定化も考慮して通信環境を整えてください。
接続可能な端末の比較
Square・AirPay・STORES決済の決済端末と接続できるモバイル端末は、以下のとおりです。
決済サービス | 決済端末 | 接続可能な端末 | 備考 |
Square | Square Reader |
Apple製端末 Android端末 |
iOS12.0以上 Android5.0以上 |
Square Stand (専用ドッグ) |
iPad(第5世代/2017) iPad (第6世代/2018) iPad Pro 9.7インチ |
||
iPad (第7世代/2019) iPad (第8世代/2020) iPad (第9世代/2021) iPad Pro 10.5インチ |
|||
AirPay |
iPad Air2 iPad(第5世代) iPad(第6世代) iPad(第7世代) |
iPadOS 13.x iPadOS 14.x iPadOS 15.x |
|
iPad mini(第5世代) |
iPadOS 13.x iPadOS 14.x |
||
iPad Pro 12.9インチ (第1世代) iPad Pro 9.7インチ iPad Pro 12.9インチ (第2世代) iPad Pro 10.5インチ iPad Pro 12.9インチ (第3世代) iPad Pro 11インチ (第1世代) iPad pro 11インチ (第2世代) iPad pro 12.9インチ (第4世代) |
iPadOS 13.x iPadOS 14.x iPadOS 15.x |
||
iPad(第8世代) |
iPadOS 13.x iPadOS 14.x |
||
iPad(第9世代) |
iPadOS 14.x iPadOS 15.x |
||
iPad Air(第4世代) | iPadOS 15.x | ||
iPad pro 11インチ (第3世代) iPad pro 12.9インチ (第5世代) |
iPadOS 14.x iPadOS 15.x |
||
STORES決済 | Apple製の端末 |
iOS/iPadOS 14.0〜15.1 |
|
Android端末 |
5.0〜12.0 |
接続できる端末の比較を見ると、Apple製の端末はどの決済サービスにも対応しているね!
古いApple製の端末を使いたいなら、SquareのSquare Readerが対応していますよ。
Android端末を使うなら、SquareのSquare ReadeかSTORES決済のどちらかを選びましょう!
固定費用の比較
出典:お金と電卓(3)一万円札 - No: 4114812|写真素材なら「写真AC」無料(フリー)ダウンロードOK
Square・AirPay・STORES決済の決済端末にかかる月額の固定費用は、以下のとおりです。
決済サービス | 固定費用 |
Square | 0円 |
AirPay | 0円 |
STORES決済 | 0円 |
比較した表を見ると、どの決済サービスでも固定費用はかかりません。端末の購入費用を支払えば、月々の出費を気にせず利用できるでしょう。
決済端末代の比較
Square・AirPay・STORES決済の決済端末代は、以下のとおりです。
決済サービス | 決済端末 | 決済端末代(税込) |
Square | Square Reader | 7,980円 |
Square Stand (専用ドッグ) |
1万980円(旧式) 3万2,980円(最新) |
|
Square Terminal | 4万6,980円 | |
AirPay | 2万167円 | |
STORES決済 | 1万9,800円 |
決済端末代を比較すると、SquareのSquare Readerが一番安い!
そのほかの決済端末代は、2万前後~5万弱。
接続するモバイル端末の有無やPOSアプリの利用などを考えて、利用する決済端末を選びましょう。
お得に決済端末を手に入れるなら各社のキャンペーン利用がおすすめ!
出典:0円スタートキャンペーン | エアペイ カード・電マネ・QR・ポイントも使えるお店の決済サービス
AirPayとSTORES決済では、決済端末をお得に手に入れられるキャンペーンを開催しています。AirPayではカードリーダーを無償でレンタルでき、STORES決済にはカードリーダーを無料でもらえますよ。
AirPayのキャンペーン詳細
AirPayのキャンペーンを活かして決済端末代を浮かせるなら、以下の条件を押さえておきましょう。
- 申込月の6カ月後月末までに審査に通っている
- 新規で申し込む
STORES決済のキャンペーン詳細
STORES決済のキャンペーンを使いたいなら、以下の項目を押さえておきましょう!
- 2021年10月30日~12月29日
- 加盟店審査に通る
- 期間内に新規で申し込む
まとめ
出典:キャッシュレス - No: 2536939|写真素材なら「写真AC」無料(フリー)ダウンロードOK
決済サービスのSquare・AirPay・STORES決済で使う決済端末について、サイズや決済手段、決済端末代などの項目を比較しました。
決済端末のサイズや重さ、バッテリーの持ちなど項目には、大きな違いは見られません。そのため、決済端末から利用する決済サービスを決めるなら、接続するモバイル端末の有無・決済手段・通信環境・決済端末代などの比較がおすすめです。
またキャンペーンを活用すれば、決済端末代を浮かせられるので期間内に決済サービスを申し込んでみてください。
導入前に各決済サービスの特徴・評判・口コミ・利用のメリット/デメリットを知りたい方は、こちらの記事も参考に。