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ビジネスチャットができるChatwork(チャットワーク)を利用する場合、無料と有料では、どちらのプランが適しているのでしょうか。
利用を検討している方に向けて、Chatwork(チャットワーク)のプランについて、内容や料金の違いを解説します。
私のような個人事業主であれば無料プランを、中小規模の法人であれば有料プランの利用が合っているでしょう。
※この記事には一部PRが含まれます
Chatwork(チャットワーク)の無料と有料の大まかな違い
出典:Chatwork - 中小企業向けビジネスチャット 国内利用者数No.1
ブラウザやアプリ上で、特定の相手とチャットなどができるChatwork(チャットワーク)には、無料と有料プランが存在します。
利用を決められるよう、料金以外の大まかな違いをまとめました。
- ユーザー数
- グループチャット数
- ビデオ・音声通話の人数
- アップロードできるストレージの容量
- 広告の表示
- 管理機能
【違い1】ユーザー数
Chatwork(チャットワーク)の無料・有料プランにおけるユーザー数の違いは、以下のとおりです。
プラン | 無料 | 有料 | |
フリー | ビジネス | エンタープライズ | |
ユーザー数 |
100人まで ※個人での利用では1名のみ |
制限なし | 制限なし |
ユーザー数ってなに?
ひとつの契約で利用できるユーザーの数です。フリープランであれば、ひとつの契約で100人までのユーザーを登録できます。
ただし、個人が結んだ契約の場合、登録できるユーザーは1名のみ(管理者)。そのほかのユーザーは登録できません。
組織で利用する場合には、ユーザー数が100人までに制限されているため、100人以下の組織の場合はフリープラン、100人を超える場合はビジネスかエンタープライズの利用が適しているでしょう。
フリープランでもユーザーにアカウントを作ってもらう必要がない
2022年3月2日の改定により、フリープランでも管理機能の使用が認められました。
組織で複数のユーザーを追加する場合、管理者がメンバーを招待すれば、ユーザーに追加できますよ。
出典:Chatwork、プラン改定により「ユーザー管理」機能の無料提供開始 | Chatwork株式会社
【違い2】グループチャット数の違い
Chatwork(チャットワーク)のプランによって、登録できるグループチャットの数に違いが見られます。
プラン | 無料 | 有料 | |
フリー | ビジネス | エンタープライズ | |
グループチャット数 | 制限なし | 制限なし | 制限なし |
フリープランのグループチャット数には制限が設けられていましたが、2022年9月6日から、制限が撤廃されました。
ただし、メッセージの閲覧には制限がかけられています。
- メッセージの閲覧:閲覧可能なメッセージは直近40日までの5,000件のみ。
長期間メッセージのやり取りがない場合には、フリープランの利用で十分といえるでしょう。
対して、40日を超える期間でやり取りを続ける場合には、閲覧に制限のない有料プランの利用をおすすめします。
【違い3】ビデオ・音声通話の人数
出典:Chatwork無料プランと有料プランの違いをわかりやすく解説!ビジネスチャットの組織活用 | ビジネスチャットならChatwork
Chatwork(チャットワーク)では、同時にビデオと音声通話ができる人数についても、無料と有料で違いが見られます。
プラン | 無料 | 有料 | |
フリー | ビジネス | エンタープライズ | |
ビデオ・音声通話の人数 | 1対1のみ | 複数人 | 複数人 |
業務上のやり取りは1対1で済ませるという方には無料プランを、いくつかの人と同時に会議などを進めるケースが多い場合には有料プランの利用が適しているでしょう。
【違い4】アップロードできるストレージの容量
Chatwork(チャットワーク)では、データをアップロードできるストレージの容量についても、無料・有料で異なります。
プラン | 無料 | 有料 | |
フリー | ビジネス | エンタープライズ | |
ストレージの容量 | 5G/契約 | 10G/ユーザー | 10G/ユーザー |
容量の大きいなデータをやり取りしないという場合は無料プランの利用が合っているでしょう。
5G以上のデータをやり取りする場合は、有料プランの利用が適しています。
ちなみに、有料プランの場合、ユーザー数に応じて容量が割り当てられます。5人のユーザーがいるとすれば、組織で使える容量は50Gです。
組織で50Gの容量を使うため、1人が多くの容量を使っていてもOKといいえます。
ストレージの容量は追加できるの?
可能です。追加容量に応じた料金を支払うと、容量を増やせます。
ただし、追加できるのは有料プランのみ。無料プランの場合は、有料プランへの変更が求められます。
出典:ストレージ容量を変更する – ヘルプ | Chatwork
【違い5】広告の表示
広告の表示・非表示についても、無料と有料で違いが見られます。
プラン | 無料 | 有料 | |
フリー | ビジネス | エンタープライズ | |
広告の表示 | 表示される | 非表示 | 非表示 |
フリープランを利用した場合、以下のように、右下に広告が表示されるため、広告を表示させたくない方は有料プランの利用が合っているでしょう。
【違い6】管理機能
追加するユーザーやチーム作成、セキュリティなどの面において、管理できる機能に違いが見られます。
プラン | 無料 | 有料 | |
フリー | ビジネス | エンタープライズ | |
管理機能 |
ユーザー管理 チーム機能 |
ユーザー管理 チーム機能 ユーザー一括インポート |
ユーザー管理 チーム機能 ユーザー一括インポート 社外ユーザー制限 IP・モバイル端末制限 専用URL機能 ファイル送受信制限 外部SNS制限 チャットログ-エクスポート SLA(サービス品質保証) |
チーム機能とは?
追加しているユーザーをチームに分けられる機能です。部署や担当する業務などに合わせてチームを作成できるため、チーム内でのみ、メッセージのやり取りができるでしょう。
社外ユーザー制限とは?
社外のユーザーとの通信に制限をかけけられる機能です。決めたユーザー以外とのやり取りを不可とするため、機能の活用により情報が外に漏れる確率を下げられるでしょう。
IP・モバイル端末制限とは?
アクセスするIPアドレスとモバイル端末に制限をかけられる機能です。社内からのアクセスに限定できるため、機能の利用により情報を抜き取る不正なアクセスを防止できるでしょう。
専用URL機能とは?
設定されたURLを踏まないとログインができないで機能です。URLを知らないユーザーからのアクセスを防げるため、利用によりセキュリティを高められるでしょう。
ファイル送受信制限とは?
ファイルの受け渡しに制限をかけられる機能です。利用すれば、経営にとって重要な情報の受け渡しを防げるでしょう。
外部SNS制限とは?
連携するSNSに制限をかけられる機能です。利用するSNSがなければ、SNSを通じた不正アクセスや情報漏えいが起こる確立を下げられます。
シングルサインオンとは?
SAML承認を利用し、一度きりの認証で多くのサービスにログインできる機能です。機能を使えば、利用するサービスごとにパスワードを設定する必要がありません。
また管理者もログインに関する情報をひとまとめで管理できるため、使い回したパスワードによる不正アクセスを避けられるでしょう。
チャットログ-エクスポートとは?
同じ組織のユーザーが参加していたログを取り込める機能です。社内で発生した問題などを調べる際に有効な機能といえます。
SLA(サービス品質保証)とは?
ひと月あたりのサーバー稼働率に対する保証基準です。サーバーの稼働率が基準以下の場合に、返還率にもとづいて料金が返還されるため、一定の保証が設けられているといえます。
\有料プランの申し込み/
Chatwork(チャットワーク)の料金
出典:Chatwork無料プランと有料プランの違いをわかりやすく解説!ビジネスチャットの組織活用 | ビジネスチャットならChatwork
プランごとの料金は、以下のように設定されています。
プラン | 無料 | 有料 | |||
フリー | ビジネス | エンタープライズ | |||
月額料金(税込) /契約、ユーザー |
0円 | 月間契約 | 660円 | 月間契約 | 1,056円 |
年間契約 | 550円 | 年間契約 | 880円 |
ちなみに、エンタープライズプランは5ユーザーからの利用としています。
つまり、最低でもひと月あたり880円×5=4,400円の料金がかかるため、利用したい機能や支払う料金などから、プランを選んでください。
\有料プランの申し込み/
結局どちらのプランがいいの?
出典:シンプルなハテナマーク 赤背景 - No: 22535559|写真素材なら「写真AC」無料(フリー)ダウンロードOK
おすすめは有料プランです。理由は、
- ユーザー数に制限がない
- グループチャットのメッセージ閲覧に期間の制限がない
- 複数人とビデオ・音声通話ができる
- ストレージの容量が多い
- 広告が表示されない
- セキュリティが高い(エンタープライズプラン)
というメリットを得られるためです。
私のような個人事業主であれば無料プランで十分でした。しかし、中小規模の組織であれば、抱えている従業員や関わる相手が多いため、無料プランのサービスでは物足りないといえます。
また有料プランからエンタープライズプランを選ぶと、セキュリティを考慮した管理機能が使えるため、情報の漏れや外からの不正アクセスなどを防げるでしょう。
自社はもちろん、取引先や顧客への影響を考慮するなら、有料プランのエンタープライズプランの利用をおすすめします。
\有料プランの申し込み/
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