コンテナガレージ

仕事(フリーライター)、日常、小説、その他諸々

 5  762

「central cityに一人でいけないのは、大人の遊び場だからって、取り残された俺の身にもなってくれよな」昼食時に自宅の備蓄品を食べに帰り人がひいた、店主がいうには一週間前から観来(みら)れる、個人の飲食店はしかし限られた今年の越冬を捨てて地下倉庫の漬物や乾燥を水に戻してlunchと振る舞う、大手をしのいでコンビニをちぎり長い列はこの裏の通りはにぎわうだろうさ、「とびきり美味しくはないんだ」、少年は親切心と無知を合わせその者に伝えた。

 熊田の正面に『エザキマニン』の店主、隣従業員の館山リルカ、二人背を合わせた席にランニング姿の少年は野球帽をかぶり、種苗店の店主は事務机の椅子に腰かける。館山の父を名乗る人物は袖付きの腕隠しを手の遅れ、日焼を避けて少年と姿勢を同じに通路へ足を投げ出す。

 各自遅れた者らが水分を補給し、連れ立った来店は娘のあとを父親がまとめた。結婚の許しは私の早合点でせっかちな質(たち)さえ直ればずいぶん年相応にみられるのよね、後半の余波は聞き流した、ここでも採取した種に発現は見られず、遠方より押しかけて不作を漏らすお客は絶え間のなく私たちが先に列へ並ぶ。

 喫煙の許可は事務職員の女性に向けられ、空気清浄機の一m以内、子供はとどまり、あなた方が動きなさいよ、お客を問わず倫理に従う。人形(じんけい)をそのまま一同は一つ手前に移った、きゅるからと中州が後を追う。

「いつごろからヒキタミツキさんと取引を」煙は息と室内・車内用小型機の向かう。少年がまじ々眺めるまなざしを中州が引きはがす、こちらか、彼も喫煙者であるらしい、子供への害とそれはしかし成果は一つに行き着くだろう。

 つい先ほど、詳細は定かでは。彼も紫煙が口元より這い出す。 

 新聞記事を読まれるか、熊田が「死体」と口にするや事務員が立ち上がり訂正と教育に不適切、彼らを守り指導は他人の大人の義務と思われますが、と応え。容量に余り、他所に目が及びここは出ません、まるで源が、隠しおどける、「十分早いが」女性は部屋を出た。一時五分前である、中州のやや右、向こうの壁に円く赤は枠、時計が時を差す。

「穴に誤って落ちたとか」館山はこちらの出方をうかがう。「ほかにその、亡くなられた人がいたのでしょうか?」市民の目に入る記事、主にテレビが取り上げる媒体に該当はせずであるから、私たち関係者が知る伏せた事実があるのか否か、どうにもこの店の者は妙に頭が働き素性を偽る。種田は気を引き締めた。

 かつて数回、店主は手詰まりの事件が助け、警察がさじを投げた流れを読み解いた。ほとんどが流れの変わりもとの流路に戻らずではあった。憎い、裏を返せば私たちが見誤らなければ、この店主の鮮やかな手技は語る。

 睨み付けた種田に、「私の顔に何か?」店主は澄ましてからに、彼女は言葉を飲み互いが鉢あう呼び呼ばれた種を議題に戻す。

「穴についての報告は初めて、記録にはありません」引継ぎ書は三行に日付、理由、捜査内容、引き継ぎ先を収めた。空で全文を、対面の二人は顎を引いた。種、「同心円にヒキタミツキ氏の田畑より外へ被害の規模は高まる。ただしcentral cityを例外に、情報はいまだ、判断に足りませんので」

 川よりなか、盆地より内に発現は少なく際立ってヒキタミツキ氏の田畑は収穫にありつきます。店主らの意見を採用すると特殊な土壌と引き継いだ種の二つが肝、異変は見つからずとdataが示すとも、

「店長!」二人の店主が声をそろえた。咄嗟の呼びかけに応える機能は反射、暖簾を肩に女性事務員が説明に言葉が失われ、手振りでとにかく外へ。

「いなくなれとは思ったけど、やりすぎだなぁ」

 静けさは真昼に訪れる人と車の途絶えた機会も、関わる従えた各機塊が主の綱を解き放たれさわ々騒ぐ、深い森を町に宛てた。