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「不均等だから約束なのよ。平等だったら、結ぶ意味がない、違って当然」真下は首を傾ける、振り子時計を見上げた。「時間に遅れると思う、出たほうがいい」 まずい、稗田はすっかり休憩時間を忘れた。いつもならば、秒針を刻む針の音が取り付いていたのに、…
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