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コンテナガレージ

仕事(フリーライター)、日常、小説、その他諸々

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「同意が得られたのでしょうか」 「ドアは空いていた、玄関先で立ち止まり以上は」列の進む。「記憶に留める、書付た議事録は手元に戻した。紙の代金は自己負担か、下駄箱に乗る貯金箱は善意に訴えるのか、しれないな」 二時間を覚悟に決めた種田と熊田の足…

定植は新月から望月を 1  五の月 下弦 雨空   561

整う鍬の入れて担いだ陽の重なりは、むざと大仰身に手に余り巨体は私よ、散らすあちらは共振熱きものより果てぬことの白黒きあれは雨の起り。いつまでこだわる、遅れまいと現在(いま)に執心はそちらで、あなた。いかに、問い尽きねば蝕み荒む蔑ろのなかいま…

「する」と「できない」の襲来 2

する」と「できない」の襲来 2 早朝を闊歩する目を引く女性にちらりと小川安佐(あさ)は視線を向けた。いち早く目的の場所へ行かねば、表情が物語っていた。合わさる視線とほぼ同時に進行方向に何食わぬ顔で彼女は平静を装う、普段大胆に振舞う彼女であるが…

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「似てらっしゃいますね」アイスを手渡す店員がいう。 「雇い主と従業員です」上下に往復した視線、誤りだ、訂正もけれど取り繕うとあしらわれる。恨んでやったよ、母親殿。君の背丈を私は継いでおります生きてます。 「甘そうだな」 「あっ」「、どうも」ま…

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「二号店の開業準備か」 「農作物の調達です」向けて日光(ひか)りが運転席の応対隠し、開けた窓と横顔を熊田は捉えた。熊田に隠れた視界を、高く窓枠を上司の髪との間、種田は炎天にそぐわず厚手の白衣(はくい)、『エザキマニン』の店主は地下鉄通勤でありな…

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三分が過ぎた。「立ち去りましょう。命の保障は及びません」あけ放つドアを半身に。「出過ぎた真似を、死体と植物の死に関連があるのですか?」運転に集中をしたいから、咥え煙草に妨害を受けた。無音と無煙、まさに咥え煙草と言えるか、急いて気は身近い過…

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「この借りはきっちりどぱっと私は返してもらう義務があるんですからねぇー」安佐を想い館山リルカは後部座席の後輩を追い水田線の最寄り駅から彼女たちの職場『エザキマニン』へ、十一時のlunchに間に合わせる開店と食事の提供を、安佐ひとりに任た。この頃…

7 APRIL 雨    344

倉庫にしまう小型機を貸した。いい奴だ、手足の付いたゴミ箱は蓋を開ける。よいよい、いつでも来なさい。さっさと次を取りに戻るのだ、はは。 おお、おおう。あるだけ持ってゆけばよい、持てるかい。ほおー、これは見くびったこちらが悪い。おっと、逞しいは…

つるつるガチガチ路面に一苦労

買い物に一時間ほど二つ先の駅まで歩く。(土曜日の日課※時々日曜にスライド) 昨日は雨で北海道の雪はべしゃべしゃに住宅街の歩道は水、水、池。 そんな暖かい陽気と打って変わって今日。 昨日の夜から布団の中でぶるぶる震えてました。 甘いですよね、北海道…

「する」と「できない」の襲来 1

「する」と「できない」の襲来 1 穏やかな川の流れに身を任せる浮流な人物を一人、いやもう一人信号を待つ。まんざらこの世界も捨てたものじゃないな、日本正(にほんただし)は満足げに一日の始まりを上半身に浴びた。四丁目の一等地に建つ老朽化したかつて…

「ない」と「ある」はいけません 1

「ない」と「ある」はいけません 1 強風の煽りに耐え抜く巨木が枝葉を伸ばし場所を譲れ、次節が日一日と背後に迫る。毎晩掛布団は厚手の毛布それとも薄手のCotton blanket(タオルケット)かと迷う初夏の入り口は体調管理を大いに左右する就寝前の決定に室外…

ご自由に閲覧を。小説です。「EXPLANATION(かいしゃく)と規則(rule)」

45 EXPLANATION(かいしゃく) と 規則(rule) 、半ばあきらめかけた地下道をひた走り一体全体明日への活力など一日、正確を期すというのなら、早朝六時起床と目覚ましの警報(alarm)を思い出してくれたまえ。朝に弱い、お寝坊さん、布団をかぶり夢の中でもう…